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天野整形外科クリニック

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今年もナゴヤウィメンズマラソンにスポーツドクターとして参加してきました。今年で4年目となるこの大会も、参加者がさらに増え大盛況でした。この日は雲ひとつない快晴で、風も少なく去年とは正反対の良い天気となりました。しかし、むしろランナーには少し暑いくらいだと思います。
私も4年連続してコース内の救護所で医務をしておりますが、大会スタッフも何度か参加している方が多く、だいぶ慣れてきてスムースに活動ができるようになりました。今年の私の救護所は30km地点で、ちょうど折り返し地点でした。
レースも前田彩里選手が序盤の転倒にも関わらず、2:22:48の素晴らしいタイムで日本人トップの3位に入賞し、世界陸上出場の切符をほぼ確実なものにしましたね。膝の怪我が痛々しいですが、我々の出番はなく、素晴らしい走りで折り返し地点を通過していきました。
彼女のようなトップランナーたちがゴールをした時も、まだ一般の速いランナーたちがこの地点を走っており、まだ我々の救護所に入るような方はいませんでした。この間に持参したパンを食べ、早めの昼食です。まだ11時すぎですよ。しかしこれは、後から忙しくなるのがわかっているからで、予想通り12時くらいから少しずつランナーが救護所を利用され、13時半くらいには用意した3台のベッドも満床になるくらいでした。今年はトレーナーが多く、筋肉痛や筋痙攣の方にストレッチやテーピングなどの対処していただき、非常に助かりました。その代わり、例年より吐気を訴える方が多かったです。救護所では胃薬などの薬は用意されていないので、休んでもらうしかなくすみませんでした。
14:30頃にはゲートも閉鎖され、残念ながら完走できなかったランナーたちがバスに収容され、終了となりました。その後、片付けを終え、共に頑張ったスタッフの皆さんと挨拶をして帰路に着いきました。参加されたスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。
 ここでランナーの方へ、吐気に対するアドバイスです。長時間走ると全身の筋肉へ血液が多く供給されるため、内臓への血液循環が少なくなり、胃腸の動きが悪くなります。脱水状態になるとさらに悪化していきます。この日のように気温が高いと、その確率も上がっていきます。これだけでも吐気を生じますが、この状態で補食すると、胃酸の分泌が増えるため、さらに吐気をもよおすのです。これを防ぐためには、脱水にならないように、こまめな給水をすること。ただし、一気飲みはせずに口の中を湿らせるように少しずつ飲むと良いでしょう。また、固形物の補食は避け、ゼリーのように胃内の停留が少ないものを摂るのが良いでしょう。そして、もしもの事態を考え、胃酸分泌を抑える薬を携帯すると良いですね。
ところで余談ですが、スポーツドクターの依頼料って高額なお金が貰えると思っていませんか? 実は、お金は一切もらっていません! 参加して貰えるのは、スタッフ用の帽子とウィンドブレーカー、クオカード1000円分、交通費として地下鉄の1日乗車券だけで、昼食代も無く弁当持参です。クオカードの1000円分も、岡崎から電車で往復したら、逆にマイナスになるくらいです。ですから、まさにボランティアなのです‼︎しかし、年に1回のお祭りだと思って、これからも依頼があれば参加していきたいと思います。
 最後に、当院に通院中の患者さんの中にも、今大会に参加している方達がたくさんみえますが、「皆さん、完走できましたか⁈」また報告してくださいね。  院長 天野泰憲
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